上原良司さんを偲んで
大日本帝国陸軍の軍人、陸軍大尉の
上原良司さんは特別攻撃隊員でした。
今年の2月1日、知覧特攻会館・ホタル館を見学し、初めてこの方の存在を知ったのですが「私の実家のある町、隣の村だ!」と思ったのが最初でした。
そして、彼の書かれた遺書が、あまりにも強烈で・・・
私が小学校の時、彼の家の前を通って通学していた事を知ったのはそれから数日後。
そして、今日は、「上原良司さんを偲ぶ会」があるということで、確かな情報がないまま、池田町にある上原良司の記念碑のところへ
特攻隊員から母のように慕われた富屋食堂の
鳥濱トメさんは、
「たった一人だけ日本が負けると言った人がいました。上原大尉でした」と語っていました。
その、トメさんのお孫さん、ほたる館々長 鳥濱明久とそこで出会えるとは不思議な展開でした。
「愛と自由と平和の願いを遺しながら逝った異色の特攻隊員・上原良司さん」とは時代は違えど、同じ有明山を見て育ち、同じ乳房川で遊んでいたんです。
国を守るため、愛する人を守るため突撃した彼らは、決して笑って飛び立ったわけではありません。
帰ることのできない辛さを殺しての特攻。
「つなげ!広がれ!平和ライブ」を開催することを決めてからいろんな事が起こり、今、自分の身の回りに起こることの不思議さに、今日は驚かされました!