2010年06月13日

橋本正屋に酔った夜

江戸時代、橋本政衛門が始めた料亭「橋本政屋」
諏訪湖で獲れた、鯉・ふな・うなぎなど魚料理をご馳走としていたそうです。
旅人の往来が賑やかな甲州街道のこの場所で、政衛門は、籠屋や馬方といった人足たちには、大鍋で煮たあら料理をただで振舞っていたんですって。

人情の厚さは、大きな財を成しますね^^

ここ、「橋本政屋」で、歌わせていただきました♪













まず、セッティング




ここは廊下で・・・

窓越しには諏訪湖が望めます






客席は2間続きの広間で、欄間には、立川流の彫刻が・・・














階段を上がると




そこは、諏訪のお殿様がお休みになったお部屋




諏訪湖を見下ろす廊下は、矢羽の模様が入っていて、珍しく貴重なもの
ここで諏訪のお殿様は瞑想をしたのだとか




ん・・・ 写真が暗いなぁface10  矢羽の模様が見えない!

では、諏訪湖を眺めながら、一句

       矢羽廊 これに参りて吾を射る

                 心の弦に 強気もこめて

                               by諏訪のお殿様



この老松は、樹齢役250年以上。高島城より譲り受けたものだそう・・・
この松の向こうに、高島城があるんだ(今は建物の陰で見えないけど)

このようなことを、お父さんこと長崎正彦さんが語ってくださいます













オーがニックなパンと焼き菓子の店「bourangerie Poco」とのコラボということで
ポコさんがパンを焼いてやってきました^^



おいしいパンでしたぁ^^

コンサートが始まる頃は、すっかり暗くなって、
  私の後ろには諏訪湖の夜景が・・・  見えていたと思うのですが・・・

    ん・・・  

 
歴史ある空間でのコンサートは、心が落ち着く感じがしました^^
不思議と開放感があって、お客様との歌のコラボが実現しました♪

先日の久呂世食堂の85歳のおばちゃんの話し、のんのんもおばあちゃんになっても歌う!
と宣言したら、会場から割れんばかり(?)の拍手がface05

よっしゃicon09

またひとつ、心に残るコンサートをさせていただきました。



ふみかさん(左)・かおりちゃん(真中)・写真を撮っている まこちゃん・ポコちゃん(右からニ番目)・そして長崎さん(右)


  お世話になりました。

      ありがとうございましたicon06






  


Posted by 臼井則孔 at 00:08Comments(1)コンサート報告